Microsoft Office 2021永続ライセンスの導入にあたり、何時まで使えるかという疑問を持っている方がいるでしょう。
Officeのサポート期限は、セキュリティ更新や機能アップデートを受けられる期間を示しており、安全かつ効率的に利用するために知っておくべき情報です。
この記事では、Microsoft Office2003から2021までのメイン サポート 期間と延長サポート期間について解説します。サポートの 期限 を分からない方参考してください。
Officeバージョン | メイン サポート | 延長 サポート |
Office 2003 | 終了しています | 終了しています |
Office 2007 | 終了しています | 終了しています |
Office 2010 | 終了しています | 終了しています |
Office 2013 | 2018年4月10日 | 終了しています |
Office 2016 | 2020年10月13日 | 2025年10月14日 |
Office 2021 | 2026 年 10 月 13 日 | なし |
ちなみに、マイクロソフトのメイン サポート と延長サポートの違いを説明します。
メインサポートはセキュリティ更新はもちろん仕様変更や新機能などの提供もあります。延長 サポート はセキュリティ更新のみになります。「メインサポート」も「延長サポート」も終了すると、一切のサポートが終了する為、セキュリティの更新も終了しますので、危険性が高まります。
Microsoft Officeのサポート期限
実際に、Microsoft Officeの各製品のサポートがどのタイミングで終了するかは重要な情報です。
ここでは、各Office製品のメインストリームサポートおよび延長サポートの終了日を、表形式で整理して示します。それでは各製品のサポード期間を見ましょう。
Office 2003 のサポード
Microsoft Office 2003は、メインサポートと延長サポートの両方がすでに終了しています。
そのため、セキュリティアップデートやバグ修正が提供されず、サポートも受けられません。
また、「xlsx」などの新しいファイル形式には対応していないため、最新のOfficeソフトとの互換性にも問題があります。
Officeのデータはメールなどでやり取りされることが多いため、サポートが終了した古いバージョンを使用していると、ファイルの互換性やセキュリティに関する問題が生じる可能性があります。
これにより、他のユーザーに迷惑をかけることもあるため、サポート期限が終了した製品は使用を避け、最新のバージョンにアップグレードすることが推奨されます。
安全性や信頼性を保つためにも、サポートが終了したソフトウェアの使用は控えることが重要です。
Office 2007 のサポード
Microsoft Office 2007 (マイクロソフト オフィス 2007)は、メイン サポート は「2012年10月9日」まで、延長サポートは「2017年10月10日」までとなっています。もうすぐ Office 2007 のサポートが終了します。
Office 2010 のサポード
Microsoft Office 2010 (マイクロソフト オフィス 2010)は、メインサポートは「2015年10月13日」まで、延長 サポート は「2020年10月13日」までとなってすでに延長サポートも終了しており、セキュリティアップデートやバグ修正の提供が終了しています。
これにより、Office 2007の使用はセキュリティリスクを伴う可能性があり、最新のファイル形式や技術との互換性の問題もあります。
安全で快適に使用するためには、最新のOfficeバージョンへのアップグレードがおすすめします。
Office 2013 のサポード
Microsoft Office 2013 (マイクロソフト オフィス 2013)は、メイン サポート は「2018年4月10日」まで、延長サポートは「2023年4月11日」までとなっていますが サポード期間は終了しました。
すでにサポート期間は終了しており、セキュリティアップデートやバグ修正の提供が終了しています。
これにより、Office 2013の使用はセキュリティリスクを伴う可能性があり、最新のファイル形式や技術との互換性の問題も発生することがあります。
安全性や信頼性を保つためには、最新のOfficeバージョンへのアップグレードがおすすめします。
Office 2019のサポート
Office 2016 のサポード
Officeの サポート スケジュールはこんな感じです。気になっているOffice2016のメイン サポートは2020年10月13日まで、延長サポートは2025年10月14日です。ということで、まだ1年間使えます。
延長サポート期間中もセキュリティアップデートが提供されるため、引き続き使用することができますが、サポートが終了した際には、最新のバージョンにアップグレードすることを検討するのが望ましいです。
安全性や機能の向上を考慮して、適切なタイミングでのアップグレードを計画することをおすすめします。
Office 2021 のサポード
Microsoft オフィス 2021のサポート スケジュールはこんな感じです。Office 2021は2021年発売、Office 2021のメイン サポートは2026年10月13日まで、延長サポートがないため、ということで、 現時点では、まだ約2年間のメインサポート期間があります。
最新の機能やセキュリティ対策を利用するためには、メインサポート期間内にアップグレードを検討するのが良いでしょう。
サポート終了への対策
サポート終了に備えるためには、以下の対策を講じることが重要です。
1. サポート終了前の準備
定的なバックアップ: 重要なデータや文書は定期的にバックアップを取りましょう。これにより、万が一のデータ損失やシステム障害に対処できます。
最新のセキュリティアップデートの適用: サポート終了前に、最新のセキュリティアップデートやパッチをすべて適用しておきましょう。これにより、既知の脆弱性からシステムを保護できます。
2. アップグレードオプション
Office 365へのアップグレード: Office 365(現Microsoft 365)は、継続的なサポートと最新機能の提供を受けられるクラウドベースのサブスクリプションサービスです。常に最新のソフトウェアを利用できるため、セキュリティと機能面で安心です。
他のサポートされているOfficeバージョンへの移行: Office 2021のサポート終了後も、サポートが続く他のOfficeバージョンに移行することを検討しましょう。
3. 他のOffice製品への移行
Microsoftの他の製品: Microsoft 365以外にも、Microsoft TeamsやOneDriveなどの製品を利用することで、オフィス業務を効率化し、セキュリティを向上させることができます。
代替ソフトウェアの検討: LibreOfficeやGoogle Workspaceなどの代替オフィススイートも選択肢に入れましょう。これらの製品は、異なるエコシステムを提供し、特定のニーズに合わせたソリューションを提供します。
まとめ Officeのサポード
以上、Microsoft Officeのさまざまなバージョンのサポートオプションについてご紹介しました。Officeのサポードを調べたいけど分からない方いれば、この記事を参考にしてください。