Office 2019は、多くのビジネスや個人ユーザーに利用されている生産性向上ソフトウェアですが、そのサポート期限が近づいています。
Microsoft Office 2019 の サポート 期限 は2025年10月14日まで。メインストリームサポート期間は5年間(2023年まで)、延長サポート期間は2年間(2025年10月14日まで)。 これまでのマイクロソフトOfficeの延長サポートより3年間短縮された。
本記事では、Office 2019のサポート終了に関する重要な情報と、今後の対応策について解説します。 サポート 情報を知りたい場合、参考にしてください。
マイクロソフトOffice 2019 バージョン以前のサポート期限を「Microsoft Office ( 2003 / 2007 / 2010 / 2013 / 2016) サポート期限一覧」で紹介しました。
各Office のサポート期間一覧
今回、Office 2019 を含める新しい表を作成してみましょう。Office 2007 の 延長サポートが既に終了しています。
Officeバージョン | メインサポート | 延長サポート |
Office 2003 | 終了しています | サポート 期限 終了 |
Office 2007 | 終了しています | 終了しています |
Office 2010 | サポート 期限 終了 | 2020年10月13日 |
Office 2013 | 2018年4月10日 | 2023年4月11日 |
Office 2016 | 2020年10月13日 | 2025年10月14日 |
Office 2019 | 2023年10月10日 | 期限 は2025年10月14日 |
表を見るとすぐわかるように、Office 2019 とOffice 2016 の延長サポート終了期限が同じですね。両方も2025年10月14日でサポート終了します。
しかし、Office 2016のメインストリームサポート期限は2020年10月13日、Office 2019のメインストリームサポート期限は2023年10月10日となっています。
ということで、 Office 2019 の延長 サポート 期限 が3年間短縮された!
それでは、メインストリーム サポートとは何でしょうか?ネットから調べて引用しました。
メインストリームサポートとは、MicrosoftがWindowsの発売後に提供するサポート(保守などのサービス)のサイクルのうち、セキュリティ更新プログラムの提供や仕様変更といった主要なサポート業務を提供すること、または、そうした主要サポートを提供する期間のことである。
延長サポートとは?
延長サポートでは、仕様変更や新機能のリクエストは終了しますが、セキュリティ更新プログラムと有償/無償のサポートは提供されます。
元々、マイクロソフト Office のサポート 期限 は、製品発売後、最低 5 年間のメインストリーム サポートと、最低 5 年間の延長サポート (合計最低 10 年間) が提供されていました。
今回の Office 2019 バージョンでは、 5 年間のメインストリーム サポートと、2 年間の延長サポート (合計最低 7 年間) が提供されました。
もちろん、Office 2019のサポート期限終了日はまだまだです。
サポート終了がもたらす影響
サポート終了後、Office 2019を使い続けることにはいくつかのリスクが伴います。
セキュリティリスク
サポート終了後はセキュリティアップデートが提供されないため、新たな脆弱性が発見された場合、システムが攻撃にさらされるリスクが高まります。これにより、データ漏洩やマルウェア感染の危険性が増します。
機能アップデートの停止
新機能の追加や既存の機能の改善が行われなくなるため、最新の技術やワークフローに対応できなくなる可能性があります。これにより、競争力の低下や業務効率の悪化が懸念されます。
サポート終了後の利用リスク
問題が発生しても公式サポートを受けることができず、トラブルシューティングや修正が困難になる可能性があります。特に重大なバグや互換性の問題が発生した場合、迅速な対応が難しくなります。
サポート終了に備えるための対策
Office 2019のサポート終了に備えるためのいくつかの対策を考慮することが重要です。
バージョンアップの検討
最新バージョンのOffice製品にアップグレードすることで、引き続きサポートを受けられるようにすることが推奨されます。新しいバージョンでは最新の機能とセキュリティ対策が提供されるため、安全かつ効率的に業務を続けることができます。
クラウドベースのOffice 365(Microsoft 365)への移行
クラウドベースのMicrosoft 365に移行することで、常に最新の機能とセキュリティアップデートを利用できます。Microsoft 365は、サブスクリプションモデルで提供されており、定期的にアップデートが行われるため、最新の技術を常に利用できます。
セキュリティ対策の強化
サポート終了後もOffice 2019を使用する場合は、追加のセキュリティ対策を講じることが必要です。これには、ファイアウォールやウイルス対策ソフトの強化、定期的なバックアップの実施、従業員へのセキュリティ教育の強化が含まれます。
まとめ Office 2019のサポート期限
Office 2019のサポート終了は避けられない現実ですが、適切な対策を講じることでリスクを最小限に抑えることが可能です。最新バージョンへのアップグレードやMicrosoft 365への移行を検討し、今後の業務に支障をきたさないように備えましょう。