最近、Microsoft Excel が起動しなかったり、操作しようとすると強制終了する不具合が多く発生しています。
これは1月2日に提供が開始されたExcel 2010用の更新プログラム「KB4461627」によるものですが、これで苦しんでいる方に解決方法をご紹介します。
Windows Updateによる Excel 不具合
1月2日に、Excel 2010用の更新プログラム「KB4461627」の提供が開始されました。これをインストールすると、
「Microsoft Excelは停止しました」
「問題が発生したため、ポログラムが正しく動作しなくなりました」
「プログラムは閉じられ、解決策がある場合はWindowsから通知されます」
などのエラーが表示されます。2010年版のExcelだけにプログラム異常が発生したようです。
「KB4461627」は新元号に対応するためのパッチですが、セキュリティアップデートではないためインストールしなくてもセキュリティ上の問題はありません。上記不具合持ちのため、Microsoftが修正するまでインストールはしない方が良いでしょう。
解決方法
「KB4461627」が不具合の根源となっているので、これをアンインストールすることで不具合は解消します。
キーボードのWindowsボタンを押したまま「R」キーを押します。すると、「ファイル名を指定して実行」画面が表示されます。
「名前」の入力欄に「appwiz.cpl」と入力して、「OK」をクリックします。
「プログラムと機能」画面が表示されますが、左上にある「インストールされた更新プログラムを表示」をクリックします。
「インストールされた更新プログラム」画面が表示されますが、右上の検索窓に「KB4461627」と入力します。すると、この文字を含んだデータが表示されます。
このデータをクリックすると、「コンピューターからこの更新プログラムをアンインストールしますか?」と表示されますが、「はい」を選びます。
再起動が必要な場合再起動して、Excelファイルを開いてみてください。